こんにちは。
この1週間、ずっと雨予報が続いていますね。
(気象庁HPより)
今日の気象図です。
(気象庁HPより)
日本列島の右上と右下に高気圧が。
オホーツク海高気圧(寒気団)が北に。高気圧なので中心から風が吹き出す。
太平洋高気圧(暖気団)が南に。これも高気圧なので中心から風が吹き出す。
そして日本の上空で2つの気団がぶつかり、停滞前線を形成しています。
先日のニュース曰く、7月の梅雨明けの時点では、太平洋高気圧の張り出しが弱く、西日本(関西?)に至っては、あまりがっつりと高気圧に覆われていなかったそうなんですね。
で、ようやく今回、西日本にも張り出してきたと。
太平洋沖からの温暖湿潤な空気(水蒸気たっぷり含む)が西日本の上空までもたらされて、オホーツク海高気圧と対峙し、停滞し、まるで梅雨の末期のような状態になっているのだそうです。
(気象庁HPより)
太平洋沖の海水面の温度、30℃もあるのですね。
まだまだ太平洋高気圧は元気なのかしら。
現在は、どちらの高気圧も「ほとんど停滞」となっているのですが…はやく前線が解散してくれることを願うばかりです。
…そして、別の話題になりますが
停滞前線のときって、どうしてこんなに雨が降るのでしょうか。
暖気団と寒気団って、どういうかたちで対峙して絶え間なく上昇気流を生じさせているのでしょうか。
そして、なぜ乱層雲が生じるのでしょうか?
寒冷前線では、寒気の勢いが強いので、寒気がぐりぐりと暖気の下をもぐっていきますよね。
これによって、暖気がより垂直に上昇し、縦方向に発達した積乱雲が生じるという話でしたね。
温暖前線では、寒気とぶつかる暖気の勢いが強いので、暖気がのっしのっしと寒気の上をはい上がっていきますよね。
寒気団の上をはい上がることで上昇気流が発生して、雲ができるんですね。
水蒸気を含んだ空気が上空高く風の強いところまで上昇して巻雲が生じて…というやつでしたか。
で、こちらでは乱層雲が生じると。
ん?
乱層雲?
じゃあ、停滞前線ではこの暖気が強いバージョンの空気の流れが生じているんでしょうか?
…。
頭の中が???となっていますが
また調べていきましょう。どなたかお詳しい方いらっしゃれば教えてくださいませ。
では。